社会保険で扶養の対象になるのは?

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コラム

社会保険で扶養の対象になるのは?

2022/06/08

社会保険ではしばしば「扶養」という言葉が聞かれますが、具体的に誰が対象になるのでしょうか。
今回は、社会保険での扶養の対象について見ていきましょう。

社会保険の扶養対象になれる人

社会保険では、扶養対象になれる人が決まっています。

配偶者

配偶者は社会保険のうち、健康保険と年金の両方の扶養に該当します。
一般的には夫が働いて妻を扶養するというケースが多く、この場合、妻は自分で社会保険料を支払う必要がありません。
ただし、パートなどで得た収入が103万円をこえると、夫の扶養対象から外れてしまいます。

子ども

子どもは社会保険のうち、健康保険の扶養対象です。
また、子どもの人数分だけ所得税などの控除額が増えるため、税金の支払い負担が減ります。
子どもの扶養控除額は、18歳までが38万円、19歳から23歳までは63万円です。
子どもがアルバイトで控除額をこえる収入を得た場合は、扶養控除が減って税金の支払い負担が増えます。
そのため、子どもがアルバイトでいくら稼いでいるか、把握しておくのがおすすめです。

親も扶養家族の対象ですが、一緒に暮らしていなければなりません。
また、親の収入が年間に48万円以下であることが扶養の条件です。
親は、65歳になるまで扶養してくれる子どもの健康保険に加入できます。
扶養する方は、扶養家族が増えることにより、所得税の支払い負担が減るのがメリットです。

まとめ

社会保険の扶養家族は、立場によって内容に違いがあることがわかりました。
扶養家族を持って働く方は、注意点を頭の中に入れておくといいですね。
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