水道の歴史と日本の現状について

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コラム

水道の歴史と日本の現状について

2022/09/15

日本の水道の歴史は、どれほど古いかご存じですか。
室町時代や江戸時代と考えている方が多いですが、実は遥かに古いです。
この記事では日本の水道の歴史と現状を紹介していきます。

水道の歴史と日本の現状

日本の水道の歴史

日本の水道の歴史を遡ると、最も古いものは弥生時代の下水です。
弥生時代は、稲をはじめとした農作物が作られ始めた時代ですので、下水で集められた糞尿は肥料として使われました。

江戸時代になると汲み取り式のトイレが普及し始めて、糞尿がほぼ100%回収されて売買もされていたようです。
明治時代には、一時糞尿を川に垂れ流す時期がありましたが、徐々に下水処理場が整備されていきました。
その後、高度成長期の大規模な公共事業などによって、全国に下水道が普及していきました。

日本の現状

日本の水道の現状は、決して楽観できるものではありません。
例えば、浄水施設や配水池の老朽化が進み続けています。
また、地震が多いのにも関わらず、耐震化改修も進んでいないのが現実です。
その理由の1つは、水道事業に携わる人材の高齢化が挙げられています。
つまり、技術者が不足しているので、このまま現状を放置しておくと、日本の水道は危険な状態になるでしょう。

まとめ

日本の水道の歴史は、弥生時代にはじまり、かなり古いです。
しかも、江戸時代には糞尿の回収率がほぼ100%など、世界的にも優れていました。
しかし、現在は水道に関する技術者が減ってきています。
弊社は水道工事などのインフラを整備することで、社会に貢献しております。
確かな技術を身に着けて社会貢献したいという方は、ぜひ弊社にご応募ください。